[Vol.1 No.2分は未掲載]

ロシアの新エネルギー技術セレクション集

 <収録記事抄録> 

 JNETS誌創刊号 Vol.1 No.1200212月刊)

 

A01-308 水素エネルギー

V.V. ステューデニコフ、 G.I. クデイモフ (ロシア)

 水素エネルギー技術の問題点が詳しく論じられている。著者らが開発した電気的水素発生装置(EHG)は、熱出力150kWのプロトタイプである。回転による人工重力場を設定した。この装置によって、入力電力が非常に小さくて済み、安価な水素の生成に成功した。実際のところ、このシステムの効率が100%以上になっているので、著者の主張は控えめではないかと感じている。その発電機で発生される余剰パワーは、環境熱から賄われている。

 

A02-201 コズイレフ・ディラック放射

I.M. シャカパルノフ博士(モスクワ)

 新しいタイプの放射である単極磁気放射を創り出す技術について述べられている。この単極磁気ビームは、向き付け不可能な磁場を真空エーテルの自然な構成要素の上に集中させることによって空間内に形成される。複数のメビウスの帯を主たる構成要素とする特殊な装置を用いてその集中分布を行う。この放射により、グラファイトや有機物を磁化し、放射性物質の放射能レベルを削減し、さらには腫瘍の病気にも治癒的影響を及ぼすことができる。理論的には、時間逆転技術がその装置の中で具現されている。実験方法および測定方法に関する説明もある。

 

A03-102二十一世紀先端技術―捩れ場テクノロジー

E. アキモフ博士 ロシア自然科学アカデミー理論応用物理学国際研究所理事(ロシア)

 歴史的にこれまで現れた捩れ場に関する理論を紹介し、それらによって理論的に予測され、実験的に確かめられた捩れ場の基本的性質を概説する。さらに、捩れ場技術の冶金技術、高効率暖房システム(熱効率100%以上)、通信技術などへの応用例を挙げている。

 

A04-101 回転磁気システムの物理的効果と実験

V. V. ロシュチン& S. M.ゴディン 高温科学研究所(ロシア)

 異なる形態間のエネルギー変換に関する実験結果が報告されている。著者らが1992年に希土類磁石を主体に組み立てた磁気システムが、燃料類を一切使用することなく、7kWの電気エネルギーを生成することが証明された。一定の条件下においては、該実験システムはエネルギー的に完全な自給自足モードで稼動する。その際、30%程の実験システムの重量変化、雰囲気温度の若干の減少、および実験システム周囲における同心円状磁気壁の生成が同時に観測された。この研究は、サール効果の一展開と位置付けられる。

 

A05-103 ニューエネルギーとロシア政府の姿勢

編集局

 本記事は、ロシア連邦会議戦略分析情報局長A. Davidovによる記事「政治家の掌中にあるニューエネルギー」[ 1 ]に関するレビューである。本稿は、ニューエネルギー関連技術に対するロシアの当局の姿勢に関して興味深いポイントを明らかにする。

 

A06-310 超次元浮揚装置の実験

J. L. ノーディン(フランス)

 著者が開発した電気重力学的装置(electrogravity device)、リフター1とリフター2について述べられている。これらの装置は、その自重(僅か数グラム)を支えつつ浮揚する能力があり、タウンゼント・ブラウンの電気機械装置の現代版である。一連の装置についての説明と仕様が示されている。

 

A07-111 実験的重力量子論(gravitronics)

 S. M. ポリアコフ博士 O.S. ポリアコフ (モスクワ地域)

 重力は、曲線直線運動の場合に限定すれば、非線型力学の範囲内で解決し得る問題であり、それ以上のものではないことを実験的に証明した。重力―光子効果が実験室で実現し得ることが示された。ジャイロスコープを基本とする実際の重力推進駆動力システムが製作され、何回も実験的テストが行われた。

 

A08-116 捩れ場発生装置

A.シュピルマン

 本稿において、著者自らが開発した捩れ場発生装置に関する解説を行っている。その装置は、回転するフェライト磁性材料製中空円筒(リング)から構成されている。その回転軸は円筒の主対称軸と一致している。4個のくさび状の永久磁石が一定間隔をおいてシリンダー内に挿入されている。捩れ場によって、対象物質(内の素粒子)のスピン整列を効果的にコントロールすることが可能であり、また同時に、物理的化学的性質をコントロールするための完全に新しい方法に結び付くことを著者は実験的に証明した。この方法を冶金学に応用し、溶融過程にある金属に捩れ場の影響を与えることによって金属の品質を改良することに用いることができる。

 

A09-209 反重力と新エネルギー生成プロセス

A.M. ミシン(ロシア)

 局所的時空との関連性が考えられるエーテル渦動の生成と検出に関する実験結果について報告されている。宇宙空間の非等方性が実験的に証明された。それは絶対エーテル空間における地球の真の運動と関係している。

 

A10-211 真空空間の縦波

K.P.ブツソフ博士(ロシア)

 著者は、対称的マクスウェルの方程式というエレガントな新しいシステムを提唱している。実際に、それは真空に縦波を形成するための技術的アプローチを展開する可能性をもたらしている。このシステムは、通信および航空宇宙技術にとって非常に重要な意味を持っている。

 

A11-309回転磁気システムの不可思議な現象

M. ピッカーネン(フィンランド)

 位相幾何力学(geometro-dynamics)の基本的仮説について論じられている。その理論によれば、「時空は8次元空間における4面体( a 4-surface) として表現可能である」ということである。該仮説が要求する多階層時空の概念は、重力異常を含む数多くの新しい物理的現象の出現を示唆する。負エネルギー時空階層の可能性は、超効率エネルギー生成プロセスおよび幾何学的過去に向けての古典的通信を可能にする。サール、ゴディンおよびロシンによってそれぞれ開発された回転磁気装置にまつわって観測された奇妙な物理現象について報告し、位相幾何力学によって予測される新しい物理学像を示した。

 

A12-206 水素ヘリウムエネルギー生成装置

 O. M. カリーニン博士、Hartmutミューラー博士 セントペテルスブルグ州立大学(ロシア)、K.S.スリナ 宇宙エネルギー研究所(ドイツ)

 ミュンヘンの宇宙エネルギー研究所(RICE)の活動は20001031日から開始された。表題に関する公式の資料は、同研究所の機関紙”Raum Ziet”誌の#109および#110(2001)に発表されている。該技術は、ケイ酸塩・ケイ酸塩構造積層板を基盤としたものである。宇宙エネルギーの重力電力変換(gravi-electrical conversion)のデモンストレーションが同研究所で行われている。このいわゆるミュンヘン・ジャーは、現実的な永久エネルギー源である。しかも、この効果は医学にも応用可能である。

 

A13-316 捩れ場(スピン場)の物質硬度に及ぼす影響

P.M. シュピルマン A.A(カザフスタン)

 多様な物体に対する捩れ場(スピン場)の影響が報告されている。微視的金属組織内の硬度に対する影響として、その減少と増加の両方の状況が観測された。パール鋳鉄の硬度に及ぼす捩れ場照射の影響に関する実験結果が示されている。

 

A14-109 新しい運動法則とその基本要因

無慣性自然プロセス研究グループ(GSINP)―モスクワ

 運動物体と空間との間の能動的および受動的相互作用が、運動に関する新しい原理の基本を形作るいうコンセプトが紹介されている。対象物の運動に関する新しい原理が存在する:その対象物は受動的であり、空間は能動的である。提案された運動の原理とXX世紀末の既存の方法との間の基本的かつ主たる違いは、以下の通りである:1) 運動に関する慣性という概念が無い、2) 運動速度に制限がない、3) 積載燃料という概念が一切無い。

 

A15-318 ロシアの低温核融合の歴史

NET編集局レビュー

 本稿は、1960年代のロシアにおける常温核融合に関するプロジェクトについて述べたものであるが、その大半はIvan S. フィリモネンコの発見とその生涯の業績に関する記述によって占められている。フィリモネンコは、40年も前に、高効率で無公害の熱放出加水分解型エネルギー生成システムの原理を開発し、その装置を製作した。当時の当局(クルチャトフ、コロリオフ、ズコフ)は、エネルギーおよび宇宙産業に将来応用される可能性のあるこの非常に重要な発見に対して公式の支持を表明した。しかし、実験的には成功したが、核エネルギー支持派の反対ロビー活動によって、フィリモネンコはその業績をさらに深く追求する機会を阻止された。

 

A16-205ソボレフの新エネルギー源

[省略]

A17-217 重力に関する実験

I. F. Hayrullin (バシャコルトスタン)

 エーテル振動の結果であると著者が考えている重力効果。それを創生する目的の実験結果が報告されている。

 

A18-302宇宙中心の座標

[省略]

A19-107 ""―未来の主要エネルギー源 第1部

フィリップM. Kanarev教授 クバン州農業大学理論機械学部門(ロシア)

 本稿において、水の電気分解プロセスの理論的記述に際して、空間、物体、時間統一原理の適用を試みた結果が示される。プラスマ電気分解工程中に水から付加される余剰エネルギーの生成に関する理論値が実験によって確認された。水素生成に関するエネルギー効率は、Kanarevに従うと約1000%である。この事実は、水が将来の主エネルギー源になると信じるに足る理由を与える。

 

A20-213 無反作用推進と作用力

A.V. フロロフ(ロシア)

 本報告の目的は、能動的な推進力を発生させることを可能にするテクノロジーをいくつか示すことである。この種の推進力は、反作用をもたらす質量の流れを必要としない。空気力学または水力学とのアナロジーによって、時空それ自体が一種の相互作用の媒体である考えられる。すなわち、時空内でグラディエントが形成される。

 

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